竹田市ファーマーズスクール（FS）のご案内

竹田市の農業産出額は平成29（2017）年に約228億円で大分県１位です。ですが、近年は担い手不足や農家の高齢化、特に専業農家の高齢者の占める割合が高くなっており、労働力不足が深刻化しています。新たな担い手の確保策として、平成22（2010）年4月に「とまと学校」を開校し、8年間で14名の新規就農者の育成を行ってきました。平成30（2018）年度からはトマトとピーマンを対象に、「竹田市ファーマーズスクール」を開講し、新たな担い手の育成に取り組んでいます。竹田市ファーマーズスクールでは新たな就農希望者に対してベテラン農家をコーチとして付け、マンツーマンで営農の指導を行い、３年目には竹田市で就農する仕組みを構築しています。

ファーマーズスクールの開校スケジュール

★Ｈ30年度から、ファーマーズスクールとして「トマト」を先行して開設

★以降、「ピーマン」を追加、今後各品目でファーマーズスクールを開設

★今後ミニトマトを新たな品目として追加予定

ファーマーズスクール制度について

①就農コーチの農地

就農コーチの農地で、就農コーチによる技術面の指導を受ける。

②模擬営農

・実践ほ場を借受け、模擬営農を行う。
・種苗や肥料の購入、労働力の投下、
　ほ場の管理等、自らが営農計画を立てて
　栽培を行う。

③座学研修

研修施設において、農薬や農業簿記などの研修を実施する。

④市町村による就農支援

農地や施設の確保、住宅の斡旋

独立して営農してゆくために整備されたサポート体制